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JAMLIVE - ライブチャット+クイズを日本でも

JAMLIVEとは、

365日開催されるライブクイズショー JAM!
参加人数に制限なく誰でも参加していただけます!
家族、友人、恋人と一緒に賞金をGETしましょう!

「JAMLIVE(ジャムライブ) - 生配信クイズショー」をApp Storeで

ということで、生放送でクイズをリアルタイムライブ配信され、正解すると10万円などプレゼントを山分けするリアルタイム参加型クイズアプリだ。 

もともとはアメリカで「HQ Trivia」というアプリが大ヒットしたことを受けて日本でも多くのプレイヤーが生まれた流れで出てきたアプリである。

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市場規模

明確にこれが市場規模ということはないが、日本ではクイズ番組が7時〜10時のゴールデンタイムに多く流れており、多くの人が視聴しているなどクイズ番組のコンテンツとしての魅力度は高いと考えられる。

視聴率低迷のさなか、視聴率1%(100万人)参加しているアプリを生むことができれば、ゴールデンタイムの番組を代替することになっていく可能性があるという意味では狙えるチャレンジになると考えうる。

収益性

このアプリの収益性は「継続してリアルタイムに参加しているユーザが存在する」ことがどれだけのパワーになるのかというところに尽きる。映画のプロモーションなどで朝の情報番組やクイズ番組にタレントを送り込むよりもこの手のクイズアプリに参加させる方が映画の動員や、商品の購買につながりやすいのであれば喜んで広告は付くだろう。

ただし、結構この手のアプリを渡り歩く人が多いため、実際には相当属性のバイアスがかかることは広告にとってはマイナスになる可能性がある。

一方、現在クイズを間違えたときに使うと復活できる「ハート」を友達を招待すると配っている。この「ハート」を始めとするアイテム群を有償で購入できる機能を用意することでユーザからの課金も可能になるかもしれない。(ギャンブル的になるかならないかの議論は置いておいて。)

利用所感

実際に使ってみると、2018年6月26日時点で8200人前後の人が参加していた。実際に継続して視聴をしてもらうため、最初の5問は非常に簡単な問題、そこから徐々に難しい問題を出していく形式となっている。

かつ、問題回答を間違っても12問全てを回答するとハートがもらえる仕様になっている。最後まで回答するモチベーションを出しつつ、ショーとしても面白いものを出しているのだなという所感だった。

継続率などは課題となるものの、そのうち、資本力のあるところから知名度のあるタレントがゲストで参加したりなど話題作りをしていくことで一気にアプリの知名度が上がる可能性は十分ある。755のように気がついたらそういうサービスもあったなとなる可能性もあるが、大手だからこそできるチャレンジかもしれない。